独立行政法人国立病院機構 熊本再春医療センター

独立行政法人国立病院機構熊本再春医療センター(旧 熊本再春荘病院)は、外来、救急、リハビリ、一般病棟、サービス棟などを集約した8階建て新本館棟を整備しました。

機能を集約して医療業務の効率化を図ると共に、最新の医療環境を整備して、ランドマーク的な拠点病院となり、地域医療の中心的役割を担っています。

同センターは傷疾軍人療養所「再春荘」として創設されました。救急急性期医療の充実を図り、熊本県指定がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院として承認も受けています。

また、国立病院機構ネットワークの一員として神経筋疾患、重症心身障害、小児成育医療、骨・運動器疾患の4つの政策医療の専門医療施設にも指定されています。

神経筋疾患においては、熊本県の難病医療連絡協議会の拠点病院として、熊本大学医学部附属病院とともに県の指定を受けています。筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィーなどの神経筋難病を中心に診療を行っており、進行性筋萎縮症については、療養介護サービス事業72床を有し、熊本県内全域から受け入れを行っています。

重症心身障害においては、重症心身障害児(者)病棟80床を有し、関連医療機関及び社会福祉施設等との連携を図っており、患者の成人化にも対応しながら、超重症児の受け入れも併せて行っています。

成育医療においては小児神経疾患、てんかん、不登校児、発達障害並びに肥満等の小児慢性疾患を受け入れ、隣接の熊本県立黒石原支援学校との医教連携により、小児の診療と教育をかねた広域かつ専門的な小児の成育を担っています。また、オンコール体制による小児救急の受け入れを行っています。

骨・運動器疾患においては関節リウマチ、骨粗鬆症及び骨関節結核等の骨運動器疾患の原因究明及び診断治療を行っています。リウマチはリウマチセンターを中心に、スポーツ外傷(特に肩関節疾患)は専門外来で行っています。

新本館の設計は内藤建築事務所、施工は戸田建設・溝江建設JV

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